ギリ勉強と言い張れる!受験生おすすめコンテンツ【世界史編①】

高校生の皆さん、浪人生の皆さん、全ての受験生の皆さん、こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか。
受験勉強も佳境を迎え、そろそろ疲れが見え始めることかと推察いたします。


受験の時期って、休むことや遊ぶことに対して妙な罪悪感が芽生えますよね。
かといって、何時間もイスに座って教科書にかじりつき、腱鞘炎になるまで問題集を解き続けるのはしんどい。
もう数時間前から全く集中力がなくなっている。首も目も手も痛い。なんか自習室の空気って人間の発する熱気と蒸気がこもりすぎてキショい。帰りたい。一刻も早く。

そんな皆さんのために、楽しく受験を乗り越えられるコンテンツをご紹介します。
わたくしはこれらをフル活用し、旧帝現役合格を果たしました。
今すぐお家に帰り、あったかい飲みもんでも飲みながら寝転がって見てみてください。
親に見つかっても大丈夫です。
これも勉強やから!でなんとか押し通せるものばかりとなっております。

余談ですが、「旧帝卒」を名乗る人間は、まず東京大学卒でないと見て間違いありません。
おそらく京都大学卒でもないでしょう。
残念ながら、エビデンスはありません。

それでは早速いってみましょう。

1.歴史系倉庫【漫画】

歴史系倉庫

一話完結型の世界史系漫画サイト

もはやこれを紹介したくてこの記事を書いたといっても過言ではありません。めちゃくちゃお世話になりました。
社会人になった今でもよく読み返します。
ナビゲーター世界史(参考書)、学校で使っている資料集、そしてこのサイトがあれば記述式の二次試験でも十分戦えるのではないでしょうか。
以下、おすすめポイントです。

①無料

なんと一切お金がかかりません。
×ボタンが異常に小っさい広告が数スクロールおきに表示されることもありません。よくわからない中華ゲームや胡散臭いシミ取り化粧品の広告を30秒間見てコインを稼ぐ必要もありません。完全無料、広告なしです。
作者の亀さん曰く、「面白いと思ったことを描く自己満足サイト」ということですが、こんな素晴らしい作品を無料で世に解き放ってしまってよいものでしょうか。
どうしてもお金を払いたくなった方は、ぜひ書籍を購入してください。4冊出版されているようです(サイト内の「つぶやき」タブ参照)。
本の宣伝もそんな端っこに……随所に垣間見える亀さんの謙虚なお人柄も素敵ポイントの一つです。

②漫画として面白い

学習漫画によくありますよね、「学習」部分に重きを置きすぎて漫画である必要性がなくなってもうてるやつ。(現実はそうドラマティックではないので仕方ないのかもしれませんが)
このサイトの漫画は違います。世界史に全く興味がなくても、知識ゼロでも楽しめます。
何より、キャラクター(歴史上の人物)が大変魅力的です。
デフォルメ系のかわいらしい絵柄なのですが、描き分けが素晴らしく、これ誰やったっけ…?となる心配がありません。
すぐに好きなキャラの一人や二人、三人や四人、五人や六人できるでしょう。
ストーリーもただ史実を追うだけでなく、独自の味付けがされておりテンポよく読めます。
全体的にギャグテイストで軽い感じなので休憩や移動中、寝る前にもってこいですね。
個人的に作者の方のギャグセンスがめちゃくちゃ好きです。

③参考文献が豊富

「よんだ本」というタブをクリックしていただければ分かる通り、作者の亀さんは大量の本を読まれております。
信頼できる…!助かる……!
インターネットは出所も真偽もよく分からない有象無象の情報で溢れかえってますからね、お気を付けください。
そして、本のタイトルの下に2~3行の説明・感想も付けてくれています。
漫画をきっかけに興味を持ったら、本を読んでさらに知識を深めることができます。

「どれから読んでいいか迷う方へ」というページを用意してくれていますので、それを参考に読まれたら良いかと思いますが、わたくしからも一つ、おすすめを挙げておきます。

明末清初 本編 https://rank119.gozaru.jp/img/roma/img42/0-1.html
主人公は裏切り者として名高い呉三桂です。が、好き……。
ヒロイン(陳円円)もかわいいです。

2.終末のワルキューレ【漫画】

アニメ化もされたバトル漫画

完結していない、自分も最新まで読んでいない漫画を紹介するという暴挙に出てしまいました。アニメ版は未視聴です、すみません。
ネットでざっと見たところ漫画の方が評価が良さそうなので堪忍してください。
まあ、漫画の方がまだ自習室で見てても言い逃れできますしね。

リアル受験生の時に読んだわけではないのですが、当時に読みたかったなあと思いました。
正直、内容が直接勉強に役立つというわけではありません(完全にバトル・ファンタジー漫画です)。
しかし、呂布や釈迦、二コラ・テスラなど、歴史に名を残す偉人達がたくさん登場するので、学習の入り口やモチベーションアップとしてはよいかもしれません。

世界史・日本史はとにかく人間に興味を持つことが、楽しく学習を続ける秘訣だと思いますんでね。

ちなみにわたくしはアニメ版の主題歌「ルードルーズダンス」をたまたま聴いたことがきっかけで漫画を読み始めました。
こちらもぜひチェックしてみてください。いい歌なんで。(勉強全く関係ないおすすめです)

3.世界史講義録【講義録】

世界史講義録

語り口調(授業形式)で世界史を解説してくれるサイト

最後は少し堅めのものをご紹介して締めたいと思います。

ページを開いてびっくり。懐かしすぎる、この感じ。いや、イマドキの受験生にはもはや懐かしくもないか…。
学校の情報の授業でYahoo!きっずとか見てた時代の空気が漂ってきますね。

とまあ、あまり現代的とは言えないサイトの作りなのですが、内容は保証します。質が高く、面白いです。
サイトを運営されている金岡新さんは本当に高校の先生で、何冊も本を出版されているようです。
それでは以下、おすすめポイントです。

①語り口調

これは完全に人によると思うんですが、教科書とか説明書の文章って頭に入ってきづらくないですか?
わたくしは、口語の方が圧倒的に記憶に残るので、参考書とかもできるだけ語りかけてくるタイプの文章のものをチョイスしています。


世界史に限らず、自分が覚えやすいジャンルと覚えにくいジャンルというのをしっかり把握しておくのは有用かと思います。
数字を覚えるのは苦手やけど文章を覚えるのは得意とか。目で見たものは覚えられるけど、耳で聞いたことは覚えられへんとか。
たとえば前者の場合であれば、年号を語呂合わせで覚える、みたいな工夫ができるようになります。

②直接テストに出ない話が多い

デメリットやないかいと思われましたでしょうか。
上の話とも繋がってくるんですが、意外と資料集のちょっとしたコラムとか先生の雑談みたいなんがめっちゃ記憶に残ること、ありますよね。(なかったらごめん)
二次試験であれば穴埋めとか一問一答みたいな単純な問題はあまり出ません。わずかなヒントからなんとかして答えをひねり出さないといけない、そういう時に先生の小話が救世主になるかもしれません。
受験が終わってからもここで得た豆知識でイキれます。思わぬ副次的効果ですね。

高頻度で(というか毎回)そういう脱線エピソードを話してくれるので全く退屈しません。わたくしが特に好きなものを挙げておきます。ルネサンス1


受験勉強でも、資格の勉強でも、その他生活のめんどくさいあれやこれやでも、楽しんだもん勝ちですよね。
楽しくなくてもどうせやらなあかんのやし。それやったら楽しくやろう。

それにバキも言ってました。

努力する者が楽しむ者に勝てるワケがない

刃牙道 189話より

と……

ほな~

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